カンボジア旅行5日目
あけましておめでとうございます~2020年初日の朝はいたって通常で。「昨日の夜火の音したよ~」気づいたのは次男坊だけで、私は横のカラオケから流れてくる大音量の音しか気づかなかった。その大音量も意に介さず爆睡してた。
疲れてるんじゃなくてただの飲みすぎ(笑)。
ホテルの朝食は1階の洒落たカフェで。アメリカンBFかチャーハン、焼きそばかホットケーキからメインを選び、ブレッドは自由にカウンターで。それとアイスかホットの珈琲紅茶がついていて、いちいち洒落ている。我が家にはそぐわない感じで客はファランだけ。
朝食後息子達は部屋に戻らせてエビィと私で買い出しへ、ビール補給。ホテルの真隣にマーケットがあって便利、カード可、缶ビールは30~50円というパラダイス。
ホテルで9時半にトゥクトゥクを予約して今日は隣町ケップのcrab marketへ蟹食べに行こう~♪
距離は20キロ位で相場は15ドルだけど25ドルだってー正月だから。でも行くしかないもんねぇ。来た割高なトゥクトゥクは極小2人乗りタイプ。4人じゃキツキツでたまんない。ホテルから3分のところにバスターミナルがあってドライバーがたむろってたから直接行って交渉すれば良かった、との後悔は後の祭り。
でも乗ればやっぱり楽しいんだよね~トゥクトゥク、40分でマーケットに到着です。ドライバーさんはここで待ってるよ~というので、別れて自由に見学へいざ。
おおお~カオス! 地元民で溢れかえってるのはお正月だからでしょうか。ここで私達は蟹を買って炒めてもらって食べたいのだ。でも立ち止まるスペースも無いくらいだし、海の間際だしガチャガチャしてて賑わって過ぎ!
でも買わないで手ぶらで帰るわけにもいかないし…ここは頑張れエビィ!
ゴチャゴチャガチャガチャでよく分からないから、とりあえず声かけられたおばちゃんとエビィは交渉。
10ドル位?で炒め物と茹でにすることで決着ついたらしい、まことにお疲れさんでした。
交渉が済んだらあとはオバちゃん達がパパパッと目の前で豪快に調理してくれる。見てるだけで飽きないんだけど見てる居場所がないよ~(笑)。
出来立て熱々の蟹を食べたいけど食べるところも座るところもなし、早々に市場からダッシュして出る。この蟹どうすんだ?
暑いし熱気あるしで次男坊が疲れたー「アイス買って♪」だと。バニラアイスがと思ってウキウキして食べたらドリアン味で「ウェェーママにあげる」となって、44歳のおばさん甘くてベトベトなアイス舐める。コレ一番不似合いな構図よね。
で、かき氷の絵を見て「こっちがいい」と言うので頼んだら、アイス屋のおじさんは鰹節する機械で氷をシャーシャーと。あっという間にかき氷が出来て、こっちはすっきりさっぱり超美味だって。こっちは勿論一口ももらえないおばさん。口元ドリアンでベトベトな炎天下のおばさん。
エビィは手に戦利品を握りしめてるものの食べる場所なくてウロウロ、結局ドライバーさんと別れた辺りのシーフードレストランに入って昼食を食べることにした。これ以外に方策がない。水上レストランは思いがけず絶景かな絶景かな。しかもカード可。
カード使えるとなれば高級でも大丈夫。1皿10ドルの地元リコメンド料理を2皿注文する。蟹は買ったからここはエビでいってみよう。
じゃじゃじゃーん。運ばれてきたお皿見てビックリ! 超大量だしエビデカいし、一口食べて絶句の美味しさ! いやはや大感動。バリバリバリバリエビを喰らう。
景色とエビを堪能したらケップを出てカンポットに戻ろう。
帰りは長男君が前のの席に座ってくれて、ギチギチのトゥクトゥクでホテルまで30分。東南アジアの田舎の光景が懐かしい。信号無いし、車も多くなくて20年前のアジアの光景だなぁと思う。風が気持ちよくてやっぱりトゥクトゥク好き。
部屋からの景色は絶景なのでベランダでビールでも飲みながら蟹、と思うが暑いのでお部屋で蟹。
エビィ戦利品の蟹はお部屋でおやつに頂きまーす。茹でも炒めも大層美味しくてビックリ。1000円やそこらで食べれちゃうんだわこれ。家族4人お決まりの無言ご飯with蟹。
蟹を食べたらランドリーに行きがてらおばさんぽへ。そうしたらエビィも行くというので一緒に行ってついついハッピーアワーおビール乾杯1ジョッキ0.5ドルw。それから胡椒のお土産をちょっと買ったり。
いやーそれにしてもここのんびりしてて、することなくて、物価安くて、沈没には最適なんじゃなかろうか。
ちょこっと飲んでホテルに戻ったら次はホテル屋上のレストランへ。
ウェルカムドリンクチケットでワインが1杯もらえるというので頂きにやってきた。そして1杯飲んでおしまい(笑)。
屋上もとっても景色が良いです。山と川と緑で視野が埋まるシアワセ。
しばらくホテルで小休憩してから、夜ご飯はまたリバーサイドへ。どうしたってキレイな夕焼けがみたいんだ私。なるべくなら川沿いのレストランが良いに決まってるから、スマホで検索してたらホテルから10分位のところのレストランがどうも良さそうなので目指します。
息子には「夕焼け」とか言っちゃだめで「肉あるらしいよ肉、肉」「美味しい肉たべたいよねー」と誘い出す。
目的地はRustyKeyholeというレストラン。なんでも大きい肉の塊が食べられるらしい。しかもリバーフロントだって。店はすぐに見つかったのでまずはビールで乾杯! 早く来たから良い席が取れて良かった。ビールはピッチャー3ドルとかで神。ギンギンに冷えてるし味が美味しいし、こんな天国がこの世にあったんだねぇとしみじみしちゃうお正月。
入店が16時半位。それからの1時間はショーをみているかのようで、眼前で空が模様替えしていく絶景。ただただ見とれちゃって、お肉がなかなか来ないのも喜ばしいくらい、ずっと見ていても全く飽きない世界が広がる。
そんな光景に背を向けて座るエビィと長男君、夕焼けより漫画を見ている次男坊は肉が来たら肉! 肉! すごい大きくて柔らかいお肉が10ドル位。全員で全力で食べてようやく食べきれる大きさだ。
カンボジア来てずっと食べてばかりなんだけど、エビィの影響か炭水化物をとってないから食べてもそんなに太らないでどうにかうまく過ごしてる。
だけど食べ過ぎだから、お店を出たら隣の公園でせっせと運動する。夕焼けみながらせっせと運動!食べて運動して、そそうしたら疲れて喉渇くからまだ美味しくビールを飲む、ということ(笑)。
すぐにホテルに戻ってもつまらないからカンポットの街をぐるっと散歩。とはいえ端まで行っても10分位のところで、マーケット寄ったりしながらホテルへ帰ろう。
ホテルの隣にmango treeというレストランがあって地元民で満員。リバーサイドはほぼ外人だらけだけど、一本奥に行けば地元民が家族とワイワイ賑やかにご飯食べている。見たら地元の人も外国人の私達も同じメニュー提供みたい。ならば美味しいということかな?安いってことかな? ホテルの部屋に戻ったら息子達はすぐゲームとかスマホでゴロゴロするだけ。ならばこういう外で風にでもふかれながら少しは会話とかした方がいいんじゃね?
私とエビィは家族団らんの為に身を犠牲にして再びまたピッチャーで乾杯!
一体何リットル飲むんだ私達? うーむきっとこれは色がついただけの水に決ってるよね、だってピッチャー3ドルってお水の値段でしょ、きっとそういうことでしょう(笑)?